👋 はじめに
「ちゃんと洗顔してるのに肌が荒れる…」
「化粧水も使ってるけどベタつくだけ…」
そんな声をよく聞きます。
でも実は、間違ったスキンケア=“逆効果”な行動を無意識にしてしまっているケースが多いんです。
薬剤師として皮膚の構造や化粧品成分にも関わってきた立場から、
やりがちなNG洗顔&保湿習慣と、正しいやり方をわかりやすく解説します!
❌ NGな洗顔のやり方 5選
① 熱いお湯で顔を洗っている
→【NG理由】皮脂を必要以上に落としてしまい、乾燥&テカリの原因に。
🧪薬剤師コメント:「皮膚のバリア機能が壊れると、外部刺激に弱くなります」
▶ 正解:ぬるま湯(32〜34℃程度)でやさしく洗う
② 泡立てずにゴシゴシ洗う
→【NG理由】摩擦で肌に小さな傷がつき、赤みや乾燥の原因に。
▶ 正解:しっかり泡立てて、手が肌に触れないくらいの“泡クッション洗顔”を意識
③ 洗顔の時間が長すぎる
→【NG理由】1分以上洗うと、必要な皮脂まで奪ってしまう。
▶ 正解:30秒〜40秒で十分。さっと洗ってすぐすすぐ
④ 1日に何度も洗顔する
→【NG理由】過剰な洗顔でバリア機能が低下し、ニキビや乾燥を招く。
▶ 正解:基本は朝と夜の2回だけでOK
⑤ 洗顔後、何もつけずに放置
→【NG理由】水分が急速に蒸発して、逆に乾燥が進行。肌がゴワつく原因に。
▶ 正解:洗顔後1分以内に保湿(化粧水&乳液)を!
❌ NGな保湿のやり方 4選
① 化粧水だけで終わりにしている
→【NG理由】化粧水は“水分補給”のみ。**フタ(乳液やクリーム)**をしないと蒸発して意味なし。
▶ 正解:化粧水→乳液 or クリームで「水分+油分」のセット使い
② 手のひらに広げてパッパと適当に叩く
→【NG理由】パッティングは肌への刺激になる場合も。雑に塗るとムラが出やすい。
▶ 正解:手のひらで優しく押し込むように馴染ませる。コットン不要
③ テカるのが嫌で保湿を避けている
→【NG理由】皮脂が多い=保湿が不要ではない。むしろ乾燥が原因で皮脂が過剰分泌してるケース多数
▶ 正解:脂性肌こそ、さっぱり系の保湿で“油分コントロール”が必要
④ 使用量が少なすぎる
→【NG理由】効果を感じられず、「使ってる意味ない」と感じがちに。
▶ **正解:500円玉くらいの化粧水、パール粒くらいの乳液が目安。**商品ごとの使用量も確認を!
🧴 スキンケア初心者がまず揃えるべき3点セット
- 泡タイプ洗顔料(キュレルやビオレ)
- 低刺激の化粧水(無印、バルクオムなど)
- 乳液 or 保湿ジェル(ニベアメンなど)
🧪薬剤師メモ:「高級じゃなくてOK。まず“正しく使う”ことが一番大事です」
💡 まとめ:肌トラブルの8割は“やり方”の見直しで改善する
- 肌にいいものを使っても、使い方を間違えると逆効果
- まずは「ぬるま湯・泡・保湿のセット」を習慣に
- 自分の肌タイプに合わせて量や質感を調整しよう
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